2005年05月17日

部カツ?

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今度のナイキの広告を見る。

今回のナイキのマスコットキャラクタは、「部カツ」(俺の想定)。なんじゃそりゃ。


@企業が利益の数パーセント広告費に使うのは、わかる。
A企画モノ広告によって、一時的であっても集客を行うのも、わかる。
B4月5月の学生が部活・サークル入部に時期を合わせて、部活をテーマにして、ターゲットを絞るのも、わかる。
C携帯と連携させ、NIKEファンを増加させる(囲い込む)もしくはNIKEファン→コアNIKEファンを増加させる広告戦略も、わかる。
DNIKE部活員として、ユーザ登録させ、登録ユーザがその後どのようにNIKE製品に対して購買活動をしたかを追跡(広告効果の検証)を追跡できるようにしたのも、わかる。



だが、「部カツ」って。。。。
それはないだろ。激しく悶える。つーか、俺でも考えられそう。広告代理店はどのように、ナイキの広報部にプレゼンしたのか。



多分、

マーケティング部長「部活だけに、カツかぁー」
社長          「考えたなー、今回は」
マーケティング部長「なかなかですよね・・・(と社長の意見を伺う)」
社長          「今時の若いもんはこういうのがはやってるらしいな。キャバクラのアユちゃんももこういうギャグすきだぞ。」
マーケティング部長 「ありですよね」
社長         「今回はこれでいくかぁー。じゃあ、今からカツでも食いにいくか。マーケティング部長」
マーケティング部長「社長うまいですね。たしかに、カツだけに、旨い(うまい)!」
社長          「ワーハハハハハァ」

こんなところだろと妄想してみる。


自分の経験を通しても思うのだが、大企業であればあるほど、「何でこんな決定をしたのだろう。」と思う事が多々ある。
例えば、商品Aを購買する場合、
1、同じカテゴリの商品を探す。(商品選定)
2、商品を比べる。(商品選択)
3、商品を決定する。(商品決定)
4、(場合によっては)購買部(金を拠出先)からの承認(商品購買)
といったプロセスを大抵踏む。確かにマットウなステップではあるが、商品の金額によっては数ヶ月〜一年かかる。


担当者の言い訳はこうだ。
「やはり正当な評価をしてからでないと購買できない。」と。しかし、内心は「もしこの商品Aを購買して、失敗した時に、ちゃんと上司に説明できるように保険かけとかないと。」である。
確かに、担当者にも家庭があり、リスクは終えないのは分かる。だが、株主(出資者)から見たら、そんなの担当者がどうなろうとどうでもいいんだよね。そういう視点ってかなり欠けてると思ったりもする。まあ、担当者レベルでは仕方ないのかもしれない。でも、役員でも同じこと言うんだよね。
「ちゃんとしたステップを踏んで、買わないと失敗した時に株主に説明できん。俺には説明責任がある。」と。
でもさ、ちょっと立ち止まって考えてくださいよ。
確かに、正当なステップを踏んでビジネスをするのは、もちろん正しい。但し、それにスピードが伴っていなければ、他のコンペティターに出し抜かれる訳だし、時間の損出、ひいては利益の損出になるとは考えないのかね。。。
別に、日本企業を悪く言いたいとは思わないが、概ね日本企業はそういうとこが遅い。日本の大企業はビジネススピードが遅いというのを実感する。では、どのようなシステムがよいのか、それは次回に解説したいと思う。




話は戻るが、NIKEの今回の広告の意図は分からんが、2004年の企業ブランドイメージ で31位らしい。さすがNIKE。グアテマラで「あゝ野麦峠」ばりに少年、少女を酷使しても、イメージはいいんですね。。
この「部カツ」君の衣一枚はグアテマラの少年汗からできているんだよなー、と考えてみるとまた違った視点でこの広告を見れるのではないでしょうか。
posted by real28 at 06:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 05_ニュースを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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