2005年05月18日

IE7の発表で考えたこと

MSBlogでIE7の機能概要が発表された。

機能としての強化点は以下の通り。
・タブブラウザの実装
・IDN(Internationalized Domain Names)のサポート
・CSS 2(Cascading Style Sheets)のサポート改善
・PNG(Portable Network Graphics)のサポート改善
・RSSベースのニュースアグリケータの実装

目新しい機能は一つもない。機能面ではタブブラウザを実装したことが唯一話題を呼んでいる。
なぜかというと、今までタブブラウザを採用しないと言っていたMSがいきなり使うと方針転換したからである。MS担当者は、「この点に関して当初われわれは判断を誤ったが、今回は正しい決断を下す」と言明しているらしい。オペラでも既に実装されている訳だし、すでにあっても良い機能であり、特段ニュースになる品物ではない。

ネットユーザからの視点でみれば、今までピョコピョコブラウザが立ち上がってたのが、変わったねぇーくらいの代物である。どーでもいい。

翻って、ITコンサルタントの立場から考えると、今後もビジネスアプリケーションにおいて、ブラウザを介したアプリケーション処理を行うのか?という疑問はあるものの新しいWebブラウザの登場はかなり悩ましい。
(シンクライアント、リッチクライアントのどちらの方向に傾斜してゆくのか、新たにそのほかの代替手段、ツールが登場するのか?)

ビジネス上で、決まったユーザが決まったパソコンを使用する場合であれば、使用するIEのバージョンを限定すれば、テスト、バグ対応にかかるコストは限定的だろう。

但し、一般Webユーザを相手に商売をしている場合、ユーザがどのブラウザを使用しているかが分からない以上、考えうるWebブラウザ及びバージョンでテストする必要があり、テストコストが増加する。
まあ、単純に考えれば、ネットユーザの使用するウェブブラウザの9割を網羅する形でテストしましょうよ、その他でバグが出た場合には個別対応、とかなるんでしょうけど。

このような形で、プロジェクトコスト(テストコスト)が増加するIT業界(SI業界)ってまだまだ成熟してないなと感じる今日この頃でした。

IT業界にお勤めの皆さんはどうお感じになったでしょうか?
posted by real28 at 03:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 03_仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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